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このページはバウムが手作りで耐震補強を兼ねて和室をカントリーハウスに改造した実例を紹介しています。これから手作りでリフォームを計画している人たちのお役に立てたら幸いです。
これは改造前の写真です〔普通の和室でした〕
9ヶ月かけて畳、綿壁、竿ぶち天井の和室をヒノキの板を張ったカントリーハウスに大改造しました。この作業はバウムのDIYの中でも最も過酷な手作り作業の一つでした。これは改造前の写真です。ごく普通の和室でした。
床は畳、壁は綿壁、天井は竿縁天井。和室なので手作りしたカントリー小物が似合わないので、手作りでカントリーハウスをゲットすることを決意しました。
竿縁天井の部分です。これがこれからカントリーハウスに大変身します。

改造中
壁の下地にベニア板を貼っているところ
壁は、ヒノキの板を貼る前にベニア板をあらかじめ貼ります。そうすると、ヒノキの反りを防ぐとともに耐震補強も兼ねることになります。天井は、竿ぶち天井に何枚もヒノキの板を貼りますから、相当重くなります。下がってこないように、板の重みに耐えられるだけの強度が必要になってきます。そのために、竿ぶちの横に金物プレートを取り付けて、吊り木で上の部材としっかり留めました。
壁にヒノキの板を貼っているところ
ベニア板の上にヒノキの板を一枚一枚木工ボンドと隠し釘で止めていきます。ヒノキの板は、ラッカーシーラーで下地処理してからウレタン塗装をしました。そして、手作り小物をディスプレイするコーナーも作りました。
廊下の天井にヒノキの板を貼っているところ
廊下の天井に板を貼っているところです。天井は塗装がしにくいので、貼る前にあらかじめ塗装しておきます。
作業完成
床、天井、壁を9ヶ月かけてコツコツリフォーム。材料はすのこに使われるヒノキの未加工品の板を900枚買ってきました。そして、仕上げ材料になるヒノキの加工もすべて手作りです。DIYは休日を利用しての作業になるのでいろんな点の苦労があります。生活しながらのリフォームになるので、作業するときはその部屋は使えませんし、そのうえ作業が終わる毎に後かたずけが待っています。そういう状態が長期間続きますので、家族の協力と理解がなければとてもできません。作業期間中は、リビングルームが使えないのでとても不便でしたが、完成したら家族がとても喜んでくれました。またこのDIYは、雑誌 リビングレタス リビングルームコンテストで特選を受賞し、雑誌リビングレタスに掲載されました。

カントリーハウス完成
リビングの天井部分 リビングの押入れ部分〔1〕 リビングの押入れ部分〔2〕
リビングディスプレイコーナー リビングルーム正面 リビングルーム天井部分
カントリー小物ディスプレイコーナー〔1〕 カントリー小物ディスプレイコーナー〔2〕 リビングの押入れ部分〔3〕
カントリー小物ディスプレイコーナー〔3〕 カントリー小物ディスプレイコーナー〔4〕 カントリー小物ディスプレイコーナー〔5〕