比良山系の登山道としては最も険しいと言われている坊村から武奈ヶ岳に登ってきました。出町柳のバス停を午前7時45分に出発するバスに乗り、登山道のある坊村に約1時間で到着しました。坊村の紅葉は今が見ごろでとてもすばらしい眺めでした。早速登り始めましたが、のっけから厳しい急勾配の登山はこれまで経験したことはありませんでした。急勾配のためコースに沿って山肌をジグザグに登っていきました。御殿山の山頂についたときには天候が悪くなってきたので、休憩はせずにそのまま武奈ヶ岳山頂を目指しました。武奈ヶ岳山頂付近に差し掛かったころには琵琶湖側から吹き上げてくる冷気を伴う突風で吹き飛ばされそうになりながらのぼりました。この付近の気候はもう冬になっています。武奈ヶ岳山頂は天候が荒れていたため、すぐに八雲に向かいました。八雲で昼食をとった後JR比良駅をめざして下山を始めました。比良スキー場が閉鎖されそれに伴いリフトとロープウエイも運行されておりません。リフトの残骸がそのまま残っているところに沿っている登山道を下山しました。JR比良駅から登山口まで走っていたバスも運行されていないため駅まで歩きました。駅から見る比良山系は雄大で紅葉もすばらしかったです。 |